ベネッセパレットの介護食研究会
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おすすめレシピ

【薬膳レシピ】里芋とブロッコリーのサラダ

9月の食材「里芋」
特性/五味「甘・辛味」・五性「平性」

※五味五性の意味など薬膳の基本については、こちら

暑さがまだまだ残る9月、夏バテによって胃腸が弱りやすい時期。そのため、胃腸を整えることが大切とされます。そこでおすすめなのが、「甘・辛味」の特性をもつ旬の里芋です。
なめらかな食感が特徴の里芋は、その粘性成分が胃の粘膜を保護し、消化機能を助ける働きが期待できます。また、食物繊維が豊富なので腸内環境を整え、便秘に悩む方にもうれしい食材。漢方では「益脾和胃・寛腸通便(えきひわい・かんちょうつうべん)=脾と胃の機能を高めて消化を助け、腸の働きを活発にして便通を改善する」の効能があるといわれ、夏に疲れた胃腸を優しくケアしてくれます。

今回は里芋と同じ「甘味」「平性」を持つブロッコリーを掛け合わせ、夏疲れや食欲がない方におすすめのレシピをご紹介。ぜひお試しください。

〈材料〉(1人前)
冷凍里芋 20g(約1/2個)
にんじん 10g
ブロッコリー 1房
カットわかめ 0.2g
ベーコン 6g
コーン缶 12g
マヨネーズ 小さじ1
塩こしょう 適量

〈作り方〉
1.
冷凍里芋はゆでた後に4等分する。ブロッコリーも食べやすい大きさに切り、ゆでる。
2.わかめを水(分量外)で戻し、食べやすい大きさに切る。
3.千切りにしたにんじんと、食べやすい大きさに切ったベーコンを炒める。
4.①~③、コーン、マヨネーズ、塩こしょうを和えれば完成。

〈ポイント〉
具材をまぜるときに里芋はできるだけつぶさないように。じゃがいもとは一味違う里芋のねっとりとしたおいしさがクセになるポテトサラダ風。こしょうを強めにきかせれば、お酒のお供にも◎。

■レシピ提供=タマノイ酢株式会社
※記事中の写真・イラストは全てイメージです。

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この記事の監修

管理栄養士

角 佐知子

献立作成、完全調理済み食品の開発に携わる。
ベネッセパレットにて、マーケティング部へ所属。現在、薬膳について、資格取得へ向け勉強中。

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