ベネッセパレットの介護食研究会
ベネッセパレットの介護食研究会

おすすめレシピ

【薬膳レシピ】豚バラ肉と大根と水菜の醤油炒め

『豚バラ肉と大根と水菜の醤油炒め』 寒さも吹き飛ばせ !パワーチャージメニュー!

11月の食材①「水菜」
特性/五味「甘・辛」・五性「微寒」・帰経「肺・脾・肝」
〈効果効能〉
1.清熱解毒:体内の余分な熱を取り除く
2.瀉火通便:腸の動きを促進し、便通をよくする
3.滋陰潤燥:乾燥しがちな体に潤いを与える作用で、肌や粘膜を保護する

11月の食材②「豚肉」
特性/五味「甘・鹹」・五性「平性」・帰経「脾・胃・腎」
〈効果効能〉
1.滋陰潤燥:乾燥しがちな体に潤いを与える作用で、肌や粘膜を保護する
2.補腎:腎の機能を高め、老化予防・体力回復に働きかける
3.補気・補血:気・血を養い、虚弱体質や貧血の改善が期待される

※薬膳は、季節や体質に合わせて心と体を整える食の知恵です。効果・効能はすべての方に同様の効果を保証するものではありません。体質や体調によっても感じ方が異なることがあります。
※五味五性の意味など薬膳の基本については、こちら

水菜と豚肉は、どちらも体の内側から潤いを与える食材として、乾燥による咳や便秘などの不調の緩和に役立つとされています。さらに、なめこに含まれるぬめり成分にも、粘膜を保護し潤す働きがあるとされており、乾燥が気になる季節にぴったりの食材です。
これらの食材を使った献立は、寒さと乾燥が本格化する冬に向けて、体調管理に役立つ一品となるでしょう。

〈材料〉(2人分)
豚バラ肉 150g
大根 150g
水菜 1/2パック(約100g)
なめこ 1パック(約100g)
こしょう 少々
【A】
白だし 小さじ2
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
油 大さじ1

〈作り方〉
1.
豚バラ肉を食べやすい大きさに切る。大根は皮をむき、2cm幅の短冊切りにする。水菜は4cm長さに切り、葉と茎に分ける。
2.フライパンに油を引き、中火にかける。豚バラ肉を入れ、【A】を加え、炒める。豚肉の色が変わったら、豚肉のみを皿などへ取り置く。
※フライパンの汁気はそのままにする。
3.豚肉を炒めたフライパンへ大根を入れ、大根が透け始め、汁気の色が移るまで中火で煮炒める。
4.豚バラ肉をフライパンへ戻し、水菜の茎となめこを加える。中火のまま炒めて味を全体になじませる。
5.水菜の葉を加え、中火のまま葉がしんなりするまで炒める。
6.皿に移し、こしょうを振り、完成。

■レシピ提供=タマノイ酢株式会社
※記事中の写真・イラストは全てイメージです。

ベネッセのおうちごはん【冷凍】では、「バランス健康食」「塩分制限食」「たんぱく・塩分調整食」など、栄養バランスの取れた冷凍惣菜を宅配便でお届けしています。
詳しくはこちらから

この記事の監修

管理栄養士

角 佐知子

献立作成、完全調理済み食品の開発に携わる。
ベネッセパレットにて、マーケティング部へ所属。現在、薬膳について、資格取得へ向け勉強中。

あわせて読みたい

薬膳ってなに? 体を整えるおいしい食事「薬膳の基本」

こちらもお読みください

施設・病院向け資料
ダウンロード
相談・
お問い合わせ